[中古ゲーム訴訟関連の記事]
中古販売業者が全面的にゲームの頒布権を認める(PCWatch 99/3/10)
中古ゲームの販売をめぐる東京の訴訟で、中古販売業者がゲームメーカーの主張を認め訴訟が終結
することになりました。著作権法でいわゆる映画に認められる頒布権が中古ゲームにも認められるか
が争点となっていた事件ですが、裁判所の判断が出ずに終わることになったわけです。
しかし、大阪の同種の訴訟は進行しておりそちらの動きが注目されます。
中古ゲームソフト著作権で初の判断(InternetWatch 99/5/27)
ゲームソフトチェーン「カメレオンクラブ」を主催する上昇がエニックスに対して中古ゲームソフトの販売
差し止め請求権がないことの確認を求めた訴訟で、5月27日に東京地裁は「ゲームソフトは映画の著
作物ではない」との判断を示しました。したがってメーカー側に流通をコントロールする頒布権もないと
の初めての判断を示したことになります。インプレスのPC−WatchのページにACCSの記者会見の
模様が報告されています。ゲームが映画の著作物であるか否かの判断をする際に、「プレイヤーの意
志で操作可能なゲームソフトは映画の著作物にはあたらない」としたのは疑問です。インタラクティブ
であるかないかで映画になるかならないかが決まるというのは賛成できません。
中古ゲーム訴訟の記録
東京のDO訴訟、大阪訴訟等の記録がアップされています。また、判決文もここにあります。
中古ソフト店勝訴(ASCII24 99/5/27)
識者のコメントが付記されています。映画の著作物に頒布権を認めた経緯から考えて、単にこれに該当
しないとだけ判断すればよかったのではないかとの主旨です。この識者が誰なのか気になるところです。
エニックス敗訴(ZDnet 99/5/27)
今回の訴訟の争点がきれいに整理されています。
プレステの中古販売規制にも影響(BizTechNews 99/6/8)
今回の中古販売合法判決がプレステの独禁法問題にどのように影響しているかが解説されています。
中古ゲーム販売には映画の著作物と頒布権で戦う(ASCII24 99/6/11)
本判決に対するACCS(社団法人コンピュータソフトウエア著作権協会)の通常総会での記者会見の
模様がレポートされています。
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